杉山加奈と堀部雅子の2人の女性デュオ。さそり座という名前の
由来は、2人ともさそり座生まれということから。
1984年秋に「窓ガラスのへのへのもへじ」で、ポピュラーソング
コンテスト(ポプコン)のブロック(中部北陸)大会でグランプリを
獲得し、第28回ポプコンつま恋本選会に出場、優秀曲賞を受賞。
1985年2月に「窓ガラスのへのへのもへじ」でデビュー。
また、1986年秋には事実上「最後のポプコン」となった第32回
ポプコンつま恋本選会にも出場。出場曲「おいでブランコリー」は
ジュニア金賞を受賞し、世界歌謡祭に出場した。
87年にはNHK「みんなのうた」にも楽曲出演していたが、その後
音楽活動を休んでいた。
しかし数年経った1991年夏、NHK−FM名古屋で放送していた
「FMリクエストアワー」に月一回DJとして出演し、見事復活したと
ともに、さそり座の音楽活動復活を夢見ていた名古屋のファンを
驚かせ、喜ばせてくれた。そして初のCDアルバム「チャイム」の
自主制作、翌1992年2月にはNHK名古屋放送局でライブ開催
(公開生放送も実施)。3月にはNHK名古屋の番組(中日の星野
監督との対談)にゲスト出演と、今までの分を取り戻すかのような
活動ぶりを見せてくれた。
「SWAY」(スウェイ)と変更し、CDアルバム「チャイム」(自主制作
版とは内容が若干異なる)で再デビュー。フジテレビ系「うれしたの
し大好き」のエンディング「ある日突然」は、それまでのさそり座を
知らない人々にまで浸透させた。
その後も地道に楽曲を発表しつづけ、ボーカルが、堀部雅子から
それまでSWAYをサポートしていた丸尾めぐみにバトンタッチした。
イメージは今までと全く違うものになったが、それでも今も熱心に
応援するファンのために、音楽活動を続けている…。
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